平成23年11月14日月曜日

ウルトラマンマックス 5 [DVD]

¥ 3,536



Buy product

特筆すべきは三池崇史監督による第15話「第三番惑星の悪夢」と、16話「あなたはだあれ?」である。ウルトラマン・シリーズ初登板となる三池監督が、「大怪獣東京に現る」を放った脚本家のNAKA雅MURAとタッグを組み、我が国の特撮ヒーロー・シリーズの歴史に残る傑作を2本作り上げた。 「第三番惑星の悪夢」では、攻撃するほど強くなる、完全生命体イフの猛威になすすべもないDASH、そしてマックスの様をかつてない暗黒感で描き、その解決を盲目の少女に委ねるという思い切った構成の作品。着想のおもしろさを充実のビジュアルで描ききり、さらに盲目の少女・アッコを演じた佐々木麻緒の感動的な演技が相まって、堂々たる感動作に仕上がった。レギュラー陣ではミズキ役の長谷部瞳が、“鬼気迫る”と表現しても良い熱演。初期エピソードでは監督によって演技に差が出た長谷部だが、本作での彼女は素晴らしい感情表現を見せている。またDVDに収録されている「もうひとつのラストシーン」は、三池監督のやんちゃぶり炸裂。 一転して「あなたはだあれ?」は、大爆笑コメディ。有機静物の記憶を奪ってしまう宇宙化猫ミケ・タマ・クロの仕業で、DASH隊員もマックスも、戦い方さえ忘れてしまう。唯一正気を保持しているアンドロイド・エリーの指揮で怪獣に立ち向かうマックスだが、マキシウムソードを東京湾に落としたり、左右の判断さえ出来なくなったのをエリーから「お茶碗持つほうが左」と教えられ、ご飯食べる動作をして気づく、そのスケールのでかいボケっぷりが楽しい。 (斉藤守彦)

0 件のコメント:

コメントを投稿